IELTS6.5とはどういうスコアか

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こんにちは、殿内(@tonoccho)です

英語を学ばれている方々にとってTOEIL900点オーバー、英検1級などというのは高嶺の花ですが、その中にIELTS6.5というスコアがあります。IELTS自体は9点満点なので全体でいうと70点くらいのスコアでしょうか、ですがこのスコアが海外移住をするにあたっての基準になっていたりすることもあるので、有名なスコアでもあります。

ですが、このIELTS6.5についての噂が独り歩きしていたりするので、実際に取った自分がこのスコアの感想を書いてみようと思います。

IELTS6.5はネイティブにも取れない・・・のか?

さて、まずとても重要なのはこれです。よく聞くIELTSの噂で「IELTS6.5は本当に難しい、ネイティブでも取れないからね」と言うやつで、「IELTS6.5が取れたらネイティブ以上と言っていいよ!」と言うやつです。

結論から言うと「そんなわけ、ねーだろ!」なんですが、なんでそんなわけないのかを書いてみます。

まず、IELTS6.5というスコアは「IELTS流のとり方がわからないなら取れないようにできているスコア」です。わけもわからずに受けてみても6.5は取れません。きちんと採点の方式を理解して、それに向けた回答をしていくことで6.5から上のスコアを取れるようになります。

ネイティブの中には「なんで英語ネイティブの俺がIELTSなんぞ・・・」という感じで受ける人もいるらしくそういう人らは見事に4点とか取ります。要は「試験の受け方が雑すぎて点が低い」と言うやつですね。

では実際に「なんでネイティブが6.5を取れないのか」という話です。

アカデミックモジュールを例にすると、アカデミックな文を読んで理解するとか、アカデミックな文章を書く、ということが求められます。要はこのアカデミックな素養がなければ6.5は取れないのですね。なので「ネイティブでも6.5を取るのは前提となる試験の知識がないのであれば難しいということになります。

裏を返せば「ネイティブはそのへんカバーすれば普通に取れる」というものでしかないとも言えます。

例えば日本語ネイティブの我々にとって「日本語検定1級」は手ぶらで行っていきなり受かるでしょうか?結論から言うと「No」です。というのも我々にとってはあまり馴染みのないボキャブラリを聞かれたりするからです。だけど「勉強すれば取れるんじゃない?」というものでもあります。これと同じです。

それに日本語検定1級を取った日本語ノンネイティブの人の日本語が自分たちより上かというとそうとも思いません。持ってる知識は自分たちより多いと思いますが。

IELTS6.5の何がネイティブ以上か

さて、そんなわけで、まず「IELTS6.5が取れたらネイティブ以上」というのは「英語の知識についてはネイティブ以上」ということだと思います。

例えばアカデミックな文章を読んだり書いたりできると言う時点で結構な数のネイティブよりも「英語を知っている」ということができますし、「きちんとフルセンテンスで難しい問いかけにもうまく対応できる」わけですから、「話術」についてもネイティブ以上かもしれません。オーストラリア人とかいっつもfxxkしか言わないし(偏見)。

そういうわけなので、「英語そのもの」がネイティブ以上かというと別にそんなことはなくて「英語を使う能力」についてはネイティブ以上と思っていいと思います。

例えば、ネイティブに英語の質問をしてみると「俺はこう言うからこう」くらいのことしか言いません。昔「aとtheがよくわからん」という話をしたら「大事ならthe、どうでもいいならa」と言われました。そんなもんなわけです(だけどきっちり正しく使っている)。

日本人も難しい文法のこと聞かれたら「わかんないよそんなん普段言わないもん」とか言うじゃないですか?そういうポイントです。

IELTS6.5が実際どの程度か

IELTS6.5というスコアが客観的に見てどういう評価なのかについてはCEFRという指標があります。

Common European Framework

こちらは様々な英語の試験(欧州言語なら何でもかもだけど)のスコアが一体どの程度のレベルなのかを表しています。

IELTS6.5はB2です。Independent userの上の方ですね。では他にどういう英語の試験がCEFRのB2なのか?

TOEICの場合はリスニング400以上かつリーディング385以上、スピーキングが160以上でライティングが150以上となっています。TOEICで800点台マークするくらいです。

TOEIC® Program各テストスコアとCEFRとの対照表

では英検はどうでしょうか?B2は準一級か1級だそうです。

CEFRで見る英語・外国語検定試験

こちらにTOEIC以外の試験のことも書いてありましたね。また、B2がどういうものかも書いてあります。

ちなみに高校卒業程度の英検2級はA2からB1なんですね。

そういうわけなのでIELTS6.5は資格でいうと英検準1級とかTOEIC800点台とかそのへんということになります。そういうふうに聞くと「ネイティブ以上か?」という感じもしてきます。

実際にIELTS6.5を取った自分の場合

IELTS6.5は「必要最低限の英語はカバーしている」という感じですし、知らない単語を喋られても「今の単語って何?」くらいは聞けました。

ただ、ノンネイティブの訛りの強い英語やノンネイティブの母国語の言い回しに引き込まれた感じのセンテンスで「???わかんない・・・」となることがよくありますし、ネイティブでも早口だったりするとやっぱりだめです。だめなときが4割くらいでしょうか。

ただ、仕事の会話はだいぶマシな感じです。なので「英語がバリバリできます!」というレベルではないようですが「英語ができません」と言うには謙虚にすぎるスコアと言えましょう。

実際へんてこな日本語を外国人に話されてもよほどでなければ意味が理解できるのだからやはりネイティブってすごいわけです。

IELTS6.5にビビらないようにしましょう

そういうわけなので、IELTS6.5なんかネイティブの足元にも及びませんから安心してくださいね。

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