永住権の申請に一年以上かかるかもしれない今だからこそ気をつけてほしいこと

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こんにちは、殿内(@tonoccho)です

去年くらいからNZではビザの申請にかかる期間がひどく長くなっており、色々なことが言われています。

などなど。

色々な要因が重なってはいるものの、現実問題としてビザの申請に伴うプロセスはとにかく長くなっています。

How long it takes to process a visa application

こちらに大まかな期間が書かれています。例えば、留学生のビザは下手すると5ヶ月かかっても終わらない可能性があるようです。

Post-Study work visaについても2ヶ月以上待つ可能性があります。

そして我らがSkilled Migrant部門の永住権(Resident VISA)は13ヶ月かかっても終わらない可能性があります。

これまでは永住権といえども申請したら大体半年くらいで終わっていたそうなので、この遅れかたは尋常ではありません。

ビザの申請が長くなると何がこまる?

例えば、Post Study Work VISAについては、お子さんがDomestic Studentでの就学が可能になり、学費がかからなくなりますが、これがもたつくと、International Studenで入学せざるを得ない場合があり、その場合は余計にお金がかかります。

我が家も当初は「まぁ半年くらい、さすがに1年はかかるまい」くらいの気持ちで長男をInternational Studentにしたんですが、見事に期待は裏切られており、学費は戻ってこない可能性すらあります。

Work VISAについては、ビザの発給の見通しが立たないと就職活動もままならないので、しばらく貯金を切り崩す羽目になるかもしれませんし、場合によっては体力が切れて帰国なんていう事もあるかもしれません。

また、お子さんの年齢が微妙な場合は、Dependent Childの枠(確か21歳まで)を外れてしまってお子さんだけ永住権が取れないなんて言うこともありえます。我が家は長男が二十歳になったのでDomestic Studentでのビザ申請ができませんでした。というか、VISAを数日分だけだしてInternational Student VISAを申請しなさいという通知が来ました。料金はしっかり取られました。ふざけんなと言いたいがRejectされるよりはマシですね。ぎゃふん。

何でこんなに長いのか?

12月はビザの申請がほとんど動かないのは有名なんですが、1〜2月は学生ビザやVisitorビザを優先するためResidentの申請は止める、という通知があり、その後クライストチャーチの襲撃事件があったので、そちらの被害者家族へのビザ発給を優先するために他のビザを一旦遅くする、ということも言っていましたが、先日こんなニュースがありました。

Immigration NZ faces questions over unfair queue-jumping amid long waits for visas

この記事では、昨年の申請からオフィサーのアサインまでの期間が書かれており、去年の10月までは大体4ヶ月位でオフィサーがアサインされていました。これが当初の「半年くらいで終わる」という根拠だった(アサインされたら大体2ヶ月で終わっていた)んですが、去年の12月になると、アサインまで7ヶ月かかるようになっています。

この伸び方は明らかに何かあった、と言っていいとおもいます。

聞いていた噂では、移民局が人員を削減しまくっていてスタッフが対応しきれていない、なんていうのが主なものだったんですが、もしかしたらそうではない可能性が上記記事には書かれていました。

移民局のアンフェアなピックアップが起きている?

ここからは「仮に上記事が本当だとしたら」という前提で書いています。

移民局ではこれまではFirst-in-First-outというポリシーがあり、これは申請された順に審査していく、というものだったようなんですが、先に書いた記事に掲載された内部メール(去年の10月に送信された)によれば、来た順にではなく、ある基準に一致したものを優先して選びなさいという指示があったようです。

もしもこれが本物なのだとしたら、自分なんかは永遠に申請がピックされない可能性すらあるわけです。合致しているのは多分一番下のやつだけだし。

内部で公にしていない基準で申請の順序を入れ替える、というのはフェアではありません。Post-Studyの場合は1年間の期限で、就職したらもう1年という感じのルールだったので、下手すると申請が終わる前にビザが切れるかもしれないわけです。そうなったとき移民局は責任(申請者にも会社にも)をとってくれるんでしょうかね?

CHCH襲撃事件より前からこれは起きていた

こうなるとクライストチャーチの襲撃がどうとかそういうことを言っていたけどそれすら果たしてどうなの、という感じがしてきますし、確かに当時「何いってんだよ去年から遅れてるだろう」という記事がありました。

Immigration NZ criticised for blaming visa delays on mosque shootings

CHCHの襲撃は今年の三月、メールが流れたのが去年の10月なので、この不公平なピックアップはこの頃にはすでに始まっていたことになります。

なんにしても気をつけないといけないこと

理由はどうあれ永住権の申請はこれまでに比べて著しく長期化しています。他のビザ申請も合わせて伸びてしまっているので、無駄なビザ申請も必要かもしれません。

また、今住んでいる家が明らかな不良建築だとしたら選ばない、とか、通勤があまりにも辛いならそこを選ばないとかそういうのも必要かもしれません。長時間の自動車通勤は腰と膝にかなりきます(体験談)。

また、ビザ申請が長期化してしまったらどうすればいいかを移民アドバイザとよく相談するようにしましょう。

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