会社で上司から受けた一言から自分がいかに日本式の働き方を未だにしているか痛感した

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こんにちは、殿内(@tonoccho)です

こんにちは、最近はずっと御朱印のことばかり書いていたのですが、今日はNZで仕事をしていて思ったことを書いてみます。

ここ最近びっくりするくらい仕事がうまく行っていなかった

さて、のっけからこんな事言うのもあれなんですが、最近仕事していてどうにもうまく行っておらずストレスが溜まっていました。ただ、このうまく行っていなかった原因が「日本式の働き方(ようは残業上等というやつ)」と「NZ式の働き方」が真っ向からぶつかり合っていたからなのだと今日気が付きました。

残業自体はしていないんですが、働き方が残業上等と言うやつでした。

上司からの呼び出しとコミュニケーションにおける注意

そんなわけなので上司に呼び出されてしまいました。ただ、「お前もっとしっかりしろよ」とかそういう一方的な説教というよりは「何が問題なのか?」とか「会社のルールで何が理解できていないのか?」を突き詰めてくれたので助かりました。意味もわからずにドキュメント書いていたのですごい不満が溜まっていたんですよね。ここで書いているドキュメントは何を期待していてどう使うのかということを改めて教えてくれました。

一方でコミュニケーションの問題も指摘されました。ようは「困ったときになんで相談しないのか」ということでした。困ったときに「困った」というと「知らん自分でどうにかしろ」としか言われてこなかった幼少期を過ごした自分はやはり不信感が強いのでなかなか相談できなかったんですが、もうここは意識して相談するようにしました。ただ、最後の一点は苦しみそうです。というのも「メールが多い」と言われたからです。

ここで言う「多い」は「件数」ではなく「巻き込む人たち」と「往復回数」ということでした。そしてここに「日本式働き方の残滓」を見つけたわけです。

コミュニケーションが多いと残業が増える

さて、日本にいたときに叩き込まれたメールの書き方なんですが

でした。ビバ金融系。ようはあらん限りの人を巻き込んで最大化された往復回数でメールを送れということですね。そのほうが自分が仕事をしているアピールになるとも言われたのでまぁ、そうなんでしょう。ただ、このやり方はこっちでは逆に嫌がられます。日本で金融系SIerにいた人は気をつけましょう。ではその理由です。

理由は単純で「受け取ったメールは読む」というのがこちらでは一般的だからです。日本だと「自分がTOじゃないメールはフィルタリングする」とか「件名だけ見て関係ないと思ったら消す」ということを受け手がやっていることを期待しているんですけど、よく考えるとすごく危ないことですよね。こちらではこういうことはしません。なので、「やり取りするメールは最小限にする」ということが重要です。もうカルチャーショックですよ。ただ、ここで気がついたのは「みんな残業することを期待してメールしていた!」ということです。

「みんなとにかく忙しいし山ほどメールを受け取っているのだから意味のないメールは送らない」ということです。ただ、先に書いたメールマナーからすると「全部意味があって送っている」ということになります。では「意味のないメール」とは何でしょうか?多分「開いて読んだらそのまま消す」そんなメールが意味のないメールなんでしょう。何かしら応答の必要があるか?メールは2回じゃなくて1回で送っちゃいけないのか?もはや金融系のメールマナーとはなんだったのか、という話です。

残業しなくても残業上等な働き方をしていた

ちょっと意味がわからないかもしれないんですが、「残業をするかしないか」ということと「残業することを期待した働き方」というのは似ているようでかなり違います。というのは残業をするかしないかというのはようは定時で帰るかどうかということです。一方で「残業することを期待した働き方」かどうか重要な一要素に「コミュニケーションをいかに最小限にするか」ということがあるのだと言うことに気が付いたからです。「コミュニケーションをむやみに大きくしようとする働き方」は結局「残業上等」な精神だし「そのうち残業するようになる」働き方です。

以前Java-Jaのヨシオリがこんなことを言っていました。

とうとう社内ブログに ”個別チャットで「お疲れ様です」でチャット始めるの辞めろ!” を投下してしまった…… どうせ中断されるのだから用件ズバッと来い

— 生存バイアスの王 (@yoshiori) December 18, 2014

つまりこういうことだったんですよね。

あなたのメールは誰かの時間を奪っている

更に言われたのは「あなたが無棚メールを送ると彼らはその無駄なメールのために5分余計に働くことになる、だったらその5分削れるなら削りましょう」ということでした。

これは今までになかった認識でした。「メールの宛先は増やしたらそれだけ必要な人が引っかかるだろうから」増やしたし、受け取ったフィードバックにはまず「ありがとうございます取り急ぎ作業します」と言ってから作業して終わったら改めてメールするのがマナーだったからそうしてたんです。ただ、これって「必要ならみんないくらでも残業して働くだろう」という期待があるからできたことなんだと気づいたわけです。ようはメールボックスを溢れかえらせたところでどうせ残業するから問題ないでしょ、的な。

残業することが評価につながるような世界であればそれでも全然いいんでしょうけど、そうでないなら誰かのメールボックスを意味のないメールで埋め尽くすことにはなんの意味もないばかりか迷惑だと言うことでした。カルチャーショックでした。

自身のメンタルを変えないといけない

そういうわけなので、これまで「こうするのが正しい礼儀」と言われてきたメールのマナーは今の会社ではむしろ迷惑ということがわかりました。ただ、10年以上に渡ってやってきたことを変えるのは結構なチャレンジです。頑張っていこうと思います。

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