ゲームの面倒臭さの質は変わった

この記事は2019年06月17日に公開されました。 情報が古い可能性があります。

こんにちは、殿内(@tonoccho)です

さっきこんな記事を見つけました。

PCエンジンミニのこと

このブログのいわさきひろまささんという方はPC Engineのゲームやってると大概名前を連ねていた方なのですがそのなかに

「昔のゲームはプレイ時間を稼ぐために戦闘回数を増やす必要があった」

という一言があって、あー確かに「今は容量すごいからプレイ時間なんていかようにもできるもんな」と思ったのと同時になんだかんだでゲームをやらなくなった理由もそこにある気がしました。

昔のRPG

例えばドラクエだと、ギラを使おうがイオナズンを使おうが「ピロピロピロ」と音がして敵にどかっ!どかっ!とダメージを与えるだけでした。

4で魔法の属性ごとにフラッシュの色は変わったものの、基本は「与えるダメージの量」しか違いはありませんでした。

実際に魔法を唱えたことで何が起きているかはプレイヤーの想像に任されていたわけです。

スーファミが出た頃から

ゲームの表現力や容量が向上して魔法を唱えると火が出たり雷が落ちたりする様になり「この魔法を唱えるとこういうことが起きるのか」とわかるようになりました。

だけど画面のフラッシュが豪華な効果で置き換えられる様になり、魔法一回にかかる時間も伸びていきました。

PSの登場とFFシリーズ

さてそんな最中PSが発売され、FF7が鳴り物入りで登場。美麗なグラフィック、大容量を活かした効果の数々、凄い!

と思ってたんですが、当時の仲間内での会話でよくあったのか「召喚魔法長くないか?」というものでした。

きわめつけはナイツオブラウンドという円卓の騎士を模した召喚獣、12人くらいが敵をボコボコにするというやつで、アビリティによってはこれを4回連続で使う。

セフィロスもミンチにしそうな感じですが、これをやってしまうと15分くらい待ってた様な気がします。そんなにないかもだけど体感的にはそんな感じで、しまいには「やっちまった!」って思うようになりました。

やっちまったしトイレ行ってお茶淹れて戻ってきてまだ終わってない、みたいな昔のカセットテープでゲームやってた人ならなんかわかってもらえそうな感じ。

流石にこれっきりだったものの

戦闘の効果が豪華になるにつけて一回の戦闘にかかる時間がふえていきました。

FF6の頃からコマンド入れるとかスロット回すとかそういう要素で戦闘を退屈にさせない工夫をしていた気はしますが、それがそもそも「戦闘が退屈」と白状してたってことになる気もします。

今ではたくさんのスキルがあってキャラも自由闊達に暴れまわるんですが、やっぱり長いことに変わりはない。

何かスキルを使う、キャラがかっこいいポーズをとると周りに視覚効果が出てスキル発動。

ズゴゴゴ

シュバーッ!

ドーン!

バリバリバリバリ!

ピカッ

しばし静寂

シュバ!

ズドーン!

ダメージ200!

昔のイオナズンの正体はこれかーと思うと同時に、なんかこの若造余計なことしすぎだろ、最初のポージングとか、とか思ったりもするわけです。

どっちをとるかという話でもあると同時に異世界転生もの

結局RPGにおける戦闘なんていうのはどのみち退屈なわけで、PCEのロードス島戦記みたいにタクティクス戦闘な上に40回くらい戦わないとレベルが上がらないけど敵はあまりでない。でもボスと戦うとレベルが上がる、みたいになるとぶっ壊れてると思うんですが、一方で最近はやりの異世界転生ものもぶっ壊れてると思いつつこのバランスはアリかもなとは思うわけです。

これは現実世界の人がひょんなことから(大抵トラックにはねられる)異世界に転生するんだけど、いきなりレベルマックスで始まるみたいなギャグ漫画(?)なんですけど、FFやるとだいたい序盤でレベル最高にする裏技使って話だけ追いかけてた自分とはすこぶる相性が良いんですよね。

素直に話だけ追いかけていればいいのでテンポも良いし、こういうの見るとやはりRPGにおける戦闘って難しいんだなぁ、と思います。

一方でパズル的にやればレベルも何もいらない、という点でマイトアンドマジックなんかもあるけど、それはそれでありだと思うんだけど、物語は単調でした。

カブキ伝のアイデア

そんななかで風雲カブキ伝というゲームがありました。このゲームのボスは特定の武器を使わないと絶対に倒せなくてそんな武器を手に入れるというステップが必ずあり、しかもボスはあまり強くなくて追い詰める分には簡単に追い詰められたわけです。

このアイデアは良かったと思います。テンポのいい戦闘をたくさんさせる必要もないしプレイ時間も稼げる。これは結構自分に合ってたと思う。

一方で昔のゲームにあった「レベルxxになったらもう一度来い、仲間になってやる」というのはなに、この王子自分の視界にレベルの数字でも浮いてんの?と思いました。英雄伝説1ですね。

そんなわけですから

RPGを作るにあたって戦闘というのはすごく難しいんだな、という話でした。

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